デイケアで心の状態を整え規則正しい生活を身に着けた障害をお持ちの方は次に、仕事を得ようという段階に進みます。そのサポートを行うのが仕事リハビリテーションコースです。

午前中は座学、午後は実習形式になっています。

座学は、曜日によって異なりますが、ビジネスマナー、ＩＭＲなどを職員が講義して、それに対し適宜作業したり意見を発言したりしながら職場で必要になる知識や病気との向き合い方、疾病管理の方法を学んでいきます。

実習形式は手作業かパソコン作業の形で、各自が仕事に必要になると予想される作業を実際に行ってみる時間です。作業スキルやコミュニケーションスキルを身につけます。

月末になると、自分の現状を把握するための自己理解のワークを行います。

仕事上で生かせそうな強みや苦手なことなどを把握して、最終日に発表します。

各自が志望する職場に向けて就職対策をすることもあります。